2006 年 02 月 28 日 プレスリリース
デジタル家電や小型携帯情報端末などのコンシューマ機器向け組込み Linux、Lineo uLinux と開発環境 uLinux ELITE を提供するリネオソリューションズ株式会社 [英語表記: Lineo Solutions, Inc. 本社:長野県塩尻 代表取締役 二木健至](以下リネオ)は、組込み Linux 開発を支援するソフトウェア「Lineo Footmark Analyzer」のリリースを発表しました。
Lineo Footmark Analyzer は、Linux カーネルの性能および障害解析ツールとして、オープンソースとして公開されている LKST(Linux Kernel State Tracer)をグラフィカル環境で利用できるようにするツールです。コマンドラインベースの LKST を、ビジュアルな環境で、より容易に利用できるようにグラフィカルなインタフェースを、Lineo Footmark Analyzer が提供します。
GUI(グラフィカルなユーザインタフェース)上で、Linux カーネルの動作状況のデータ収集から結果表示にいたる解析が可能です。
複雑化する組込みLinuxシステム開発における解析サーキュレーションの効率アップに有効です。
[Lineo Footmark Analyzer 起動画面]
[Lineo Footmark Analyzer 解析画面]
製品名 | Lineo Footmark Analyzer (リネオ フットマーク アナライザ) | |
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発売日 | 3 月 1 日 | |
価格 | 105,000 円 (本体価格 100,000 円 消費税 5,000 円) | |
ホスト OS | Fedora Core 2/3/4 | |
PC ハードウェア要件 | CPU | Pentium®️4 (2GHz 以上を推奨) |
メモリー | 128MB(256MB 以上を推奨) | |
HDD 容量 | 2GB (10GB 程度を推奨) | |
その他 |
利用するにあたり、LKST のパッチが充てられた Linux Kernel が必要となります。 対応ボード Renesas RTS7751R2D 評価ボード Lineo Footmark Analyzer をベースとした教育トレーニングや各種サポートを順次提供予定です。 |
LKST(Linux Kernel State Tracer)は、エンタープライズ系のミッションクリティカルシステムへの障害解析ツールとして、富士通、日立、IBM、NEC により開発されました。現在sourceforgeやIPAのサイトから、ツールのダウンロードや最新情報の入手が可能です。
リネオでは、この LKST を組込み Linux 開発に利用するための取り組みをしており、CELF(CE Linux Forum)でその経過、成果を発表しています。
リネオソリューションズ株式会社は、組込み Linux オペレーティングシステムをコアとして、クロス開発環境、ソフトウェアおよびハードウェア評価デザイン、プロフェッショナルサービスなどの組込みソリューションを提供します。リネオの組込みソリューションは、お客様の組込み製品開発を容易にするとともに、開発期間を短縮することにより Time-to-Market を実現します。
〒399-0651 長野県塩尻市大字北小野 1589-1
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