近年では様々な場面で用いられ、今後もますます需要が高まるであろう組込み Linux システムにおいて、起動の高速化は大きな課題といえます。従来 RTOS や Non-OS で開発していた組込み機器ですが、昨今ではネットワークやグラフィックなどのリッチな機能を求められることが増えてきています。
一方、Linux に移行した場合に、起動時間が増加し、課題となるケースはよく見られます。また、汎用的に作られたベンダー提供の BPS をそのまま使用した際に目標の起動時間に届かないこともあり、ソフトウェアレベルの調整は不可欠と言えます。
本ウェビナーではコンフィグレーションの変更などの比較的簡単にできる手法をメインにご紹介し、そのうえで LINEOWarp!! と比べて起動時間やコストの面でどうだったか という点についてご説明していきます。
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