LL-rescue について
"LL-rescue"(Lineo Linux-rescue:エルエルレスキュー)は、Linux 搭載の製品開発において発生する様々な課題/問題を解消するためのソリューションです。
Linux システムの開発プロジェクトにおいて、以下のような状況の解消/改善に対応します。
- 期待するパフォーマンスが得られない(音声が途切れる、動画再生がぎこちない)
- 原因の特定すらできない問題が発生する(長時間テストするとシステムがハング)
- あるアプリケーション実行中に、Segmentation Fault が発生!(ハード? アプリ? それともカーネルの問題? とすると...スタック破壊の可能性?)
- 長時間テストでメモリ残量が減っていく!(メモリーリークの可能性?)
- ブロックデバイスへの書き込み効率が、急に落ちる!(他のブロックデバイスとの BIO scheduler の設定の問題?)
障害やパフォーマンスの低下という現象の原因は多岐にわたります。そして原因の見極めには、多くの場合 Linux カーネルレベルでのディープな知識/経験を必要とされます。そしてリネオには"それら"があります。
対象
- 組込み Linux システムを搭載した製品で利用されるソフトウェア全体
- カーネル、ミドルウェア、アプリケーション(3rd パーティ製ソフトウェアも含む)
- 必要に応じてハードウェアレベルも対応
パフォーマンス/障害解析の流れ
Step1 現象の再現
- デッドロック
- メモリリーク
- スケジューリング
- プロセス
- セグメンテーションフォールト
- I/Oスケジューラ
- Realtime スレッド
Step2 現象の分析と解決策の提示
Step3 回避策の適用(パッチの提供も含む)
条件
ディストリビューション
原則として制限はありません。
CPUアーキテクチャ
組込み Linux が動作する CPU アーキテクチャを対象とします。
ご相談・お申込み
本サービスへのご相談・お申込みなどのご希望がございましたら、お問い合わせより「LL-rescue について」とお書き添えいただき、お問い合わせください。